お育て [浄光寺]
僧侶になって18年が経過しましたが、私はいつも多くの方からお育てをいただいています。布教使という資格を持ち、人前で阿弥陀様のはたらきをお取次ぎさせていただく機会もあります。今でも自信がなく冷や汗・脂汗を流しながらお話をさせていただいていますが、それでも聞いてくださる方からは「いいお話でした」と言われることがあります。
40歳を過ぎた今でも、そしてこれからも御縁のある方々からのお育てをいただきながら生涯をかけて僧侶になっていくのだなと良く感じます。どんな職業でも最初から完璧な人はいません。人間は不完全です。間違いや失敗もしますが、生きている限りお育てをいただきながら過ごしたいです。
声の大きい方向に流されることなく、人を長い目で暖かく見守り育てる寛容な世の中になって欲しいです!
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